脳卒中の手術は成功したが激しい運動どころか日常生活に支障が出てきつつある
2024年8月13日

皆さま、こんにちは。
中村クリニック院長の中村幸生です。今回は、脳卒中の後遺症により日常生活に支障を来している患者様とそのご家族に向けて、外来に加えて在宅医療という選択肢があることをお伝えしたいと思います。

脳卒中による後遺症に伴う生活の悩み

後遺症が残ることで、激しい運動はもちろん、日常的な簡単な行動ですら難しくなることがあります。患者様が歩行困難に陥り、日々の生活が困難になっている現状を目の当たりにするのは、ご家族としても非常に辛いことです。こうした状況では、患者様が心身ともに弱体していく様子を見守ることしかできないのではないかと感じることもあるでしょう。

脳卒中患者さんの外来通院の限界

外来通院を続けている患者様は、リハビリテーションを受けるために定期的にクリニックに足を運ぶ必要があります。しかし、慢性的なつらさや歩行困難がある患者様にとって、通院自体が大きな負担となってしまい、その負担が治療効果を減少させることがあります。また、通院時間や交通手段によって日常生活にさらに支障が生じることも珍しくありません。

在宅医療という選択肢

そこで、皆さまに知っていただきたいのが「在宅医療」という選択肢です。在宅医療とは、患者様がご自宅で必要な医療や緩和ケアを受けることができるサービスです。この方法を選ぶことで、患者様が自分のペースで治療を受けることができ、心身の負担が軽減されます。

在宅医療には以下のようなメリットがあります:

  • 環境の安定:患者様が慣れ親しんだ環境で治療を受けるため、心理的な安定感が増し、治療効果が期待できます。
  • 負担の軽減:外来通院のための移動や待ち時間がなくなり、患者様とそのご家族の負担が大幅に軽減されます。
  • 個別対応:医師やリハビリ専門家が自宅を訪問し、患者様一人ひとりに最適なプランを立てることができます。
  • 生活の質の向上:日常生活の支障を最小限に抑え、患者様の生活の質を向上させることが可能です。

実際の在宅医療の導入について

在宅医療の導入を検討される際には、まずは主治医と相談し、具体的なプランを立てることが重要です。当クリニックでは、専門の医師やリハビリ専門家が在宅医療に関するご相談を承っております。患者様の具体的な症状やご家庭の状況に応じて、最適な在宅医療プランをご提案いたします。

また、在宅医療ではご家族のサポートが非常に重要です。そのため、ご家族の皆さまにもケア方法や心構えについて丁寧に説明し、サポート体制を整えるお手伝いをいたします。

まとめ

後遺症による日常生活の支障や患者様のつらさに直面しているご家族の皆さまにとって、在宅医療は新たな希望となり得ます。患者様の生活の質を向上させ、心身の負担を軽減するための一つの有力な手段として、ぜひ在宅医療を前向きにご検討いただければと思います。

もしご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽に当クリニックまでお問い合わせください。


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皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

中村クリニック 院長 中村幸生

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