血液をサラサラにする薬
2022年11月8日

おはようございます🌞
中村クリニック、看護師の池田です(^▽^)/
今日は血液をサラサラにするお薬についてのお話をしていきます!
血液をサラサラにするお薬の名前としてよく聞くのが
「ワーファリン」と「バイアスピリン」
以上2種類のお薬になるかと思います💊💊
それぞれのお薬は役割が違います!
ワーファリン(一般名:ワルファリン)は抗凝固薬。
バイアスピリン(一般名:アスピリン)は抗血小板薬に分けることができます。
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‣抗凝固薬と抗血小板薬の違いは…?
抗凝固薬は「赤色血栓」を防ぎます。
血液の流れが遅くなると、赤血球などを含むため赤色の血栓ができてしまいます。
主に不整脈や心房細動、心不全などの疾患で血液の流れが滞り固まりやすい状態になったときに使われます。
もう一つの抗血小板薬は「白色血栓」を防ぐものです。
血液の流れは速い為、赤血球などは固まらず、血小板メインで構成されるため白色です。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などによる動脈硬化によって血液が固まりやすくなる際に使います。
どちらも血液をサラサラにしてくれるお薬ですが、対象となる疾患や治療目的がだいぶ違いますね!
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‣そのほかの特徴は?
・ワーファリン:納豆、クロレラ、ブロッコリー、青汁などビタミンKが豊富に含まれている食品はNG
※同じ抗凝固薬の「プラザキサ」や「イグザレルト」は↑のような制限はなし!
・バイアスピリン:アスピリン喘息の方はNG
このような特徴があります!
今後も薬💊の解説をしていきますね(^▽^)/